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山手線で学ぶキリスト教入門
山手線で学ぶキリスト教入門:田端駅
第9駅:田端 沈黙 ―― 荒野の霊性 1. 周辺施設・観光名所 田端文士村記念館: かつての文豪たちが静寂を求めて集まった、思索の跡。 田端駅周辺の高台: 都会の喧騒から一段離れた、切り通しの静寂。 鉄道の切り通し: 大地の深層を削り取り、内側を露わにする... -
上野動物園で学ぶキリスト教
上野動物園で学ぶキリスト教:夜行性動物
第9章:夜行性動物 ―― 闇の神学(闇は敗北ではない) ① 導入:観察 「夜の森」を再現した展示室へ一歩踏み入れると、瞳孔が大きく開くのを感じます。微かな月明かりのような照明の中、フクロウが音もなく首を回し、こちらを凝視しています。昼間の動物園の... -
山手線で学ぶキリスト教入門
山手線で学ぶキリスト教入門:西日暮里
第8駅:西日暮里 仲介 ―― 橋を架ける存在 1. 周辺施設・観光名所 開成中学校・高等学校: 知性の継承と、次代への橋渡しを担う教育の場。 諏訪台通り: 崖線の上から街を見渡し、高低差を繋ぐ視点。 西日暮里公園: 鉄道の立体交差を見下ろす、都市の多重構造... -
上野動物園で学ぶキリスト教
上野動物園で学ぶキリスト教:カバ
第8章:カバ ―― 物質性(重い身体の神学) ① 導入:観察 「アフリカの動物」エリア、水中から巨大な岩のような背中が突き出しています。カバです。ゆっくりと陸に上がってくると、その圧倒的な「重量」に驚かされます。数トンに及ぶ筋肉と脂肪の塊、それを... -
山手線で学ぶキリスト教入門
山手線で学ぶキリスト教入門:日暮里
第7駅:日暮里 労働 ―― 創造のわざへの「参与」 1. 周辺施設・観光名所 日暮里繊維街: 職人たちの手仕事と、創造の素材が溢れる「布の聖地」。 谷中霊園: 労働の終わりと、永遠の安息が隣り合う静謐なトポス。 夕やけだんだん: 繰り返される日常の営みを、... -
山手線で学ぶキリスト教入門
山手線で学ぶキリスト教入門:鶯谷駅
第6駅:鶯谷 原罪 ―― 方向を喪失した「欲望」の構造 1. 周辺施設・観光名所 入谷鬼子母神: 生の苦悩と救済が祈られる場所。 ラブホテル街: 剥き出しの欲望と、その後の虚無が交錯する都市の深淵。 2. 街のキーワード 欠如: 満たされることのない心の穴と、... -
上野動物園で学ぶキリスト教
上野動物園で学ぶキリスト教:ホッキョクグマ
第7章:ホッキョクグマ ―― 被造界のうめき(ローマ8章) ① 導入:観察 「ホッキョクグマとアザラシの海」エリア。真っ白な毛並みを揺らしながら、ホッキョクグマが水槽の端から端へと、何度も同じコースを歩いています。時折、空を仰ぐように鼻先を上げ、... -
上野動物園で学ぶキリスト教
上野動物園で学ぶキリスト教:サル山
第6章:サル山 ―― 模倣と罪(欲望は感染する) ① 導入:観察 上野動物園の中央に位置するサル山。そこには、一つの完結した社会が剥き出しのまま存在しています。一頭がリンゴを拾えば、周囲の視線が一斉に突き刺さり、追いかけっこが始まります。一頭が毛... -
山手線で学ぶキリスト教入門
山手線で学ぶキリスト教入門:上野駅
第5駅:上野 美学 ―― 被造界に刻まれた「栄光」の痕跡 1. 周辺施設・観光名所 国立西洋美術館: 西洋の霊性と美意識が宿る、静謐な殿堂。 上野恩賜公園: 都市の中に確保された、自然と文化の調和。 上野動物園: 多様な生命の形態が息づく場所。 2. 街のキー... -
黙想講話
2026年 四旬節黙想会 後編
四旬節:灰の中から、新しい「あなた」が芽吹く 四旬節とは、自らを飾り立てる鎧を脱ぎ捨てて、神さまの手の中で「柔らかい粘土」に戻る季節。前回は、自分が何者でもない「素の自分(塵)」に戻ることは、勇気のいることですが、同時に大きな解放でもある...